負けの原因
・4時間足波の第3波目で4時間足MAを下抜いてきた。つまり、エントリーは第5波目狙いとなる。基本的に「日足と逆張りの時に狙えるのは第3波のみ(完璧な条件が揃えば5波でもエントリーするが)」と決まっているので、ここでエントリーはしてはいけなかった。
・H4調整波内のH1波がまだ上昇トレンド(トレンドを形成しているかどうかは実体で見る)を形成してないのに、焦ってショートエントリーしてしまった。また、H4チャートのローソク足では戻しの陽線(確定ローソク足)(2本以上)を形成していない。
・H4波が右肩下がり三尊を作る動きになっていたら、H1上昇トレンドを作る必要はないのだが、H4波が右肩下がり三尊を作る動きになっていなかった。
日足
日足は上昇トレンド中。

4時間足
4時間足は、下降の第3波目で4時間足MA内に入って来た。
ここからショートエントリーを狙うとすると第5波目になる。日足に逆張りの場合、完璧なショートエントリー条件が揃わない限り第5波のエントリーはしてはいけない。
条件が揃うか確かめるために1時間足チャートを監視する。

1時間足
レートが4時間足MAの中に入って来た直後、1波で4時間足MA(黄色線)にタッチしてきた。
ここで包み足陰線ができたので、何を思ったか考えなしにエントリーしてしまった。
損切りは1時間足レベルのWT左肩頂点と右肩頂点の中間地点に設置。
【ここから反省ポイント】
1時間足と4時間足のチャートを見てみると、
・1時間足波で上昇トレンドを形成していない(下画像青線1本の1波のみ)。

よく見ると、1時間足レベルの右肩下がり三尊のような形になっているし、H4MA(上の画像の黄色線)とH1MA(上の画像の青線)に支えられているので、正しいエントリーに見えるが、ここで4時間足チャートを見てみると、
エントリーしたポイントには、確定した4時間足の陽線が1本もない。つまり、4時間足チャートでトレードしているトレーダーには、ここは戻しとして認識されていない。戻しとして認識されるには、最低でも2本の4時間足の陽線が必要。
4時間足陽線が1本も出ていない状態だったので、エントリー後に戻しをつけてくる(レートが上昇してくる)のは当然の流れだった。

1時間足チャートでいい形ができていても、1時間足チャートだけを見てエントリーしてはいけない。
エントリーする前に4時間足チャートも必ずチェックして、戻しの陽線(ロングの場合は押しの陰線)が2本以上確定しているのかを確かめること!!
損切り
エントリー後少し下降したが、予想通り4時間足レベルの戻しをつけてきた。
「損切り位置にかかる前に下降の流れが出ないかな」と淡い期待を込めてチャートを見ていたが、下降の流れにはならず、そのまま上昇していって損切り。
日足に逆張りだったので、第3波で終了したようだ。第5波は発生しなかった。

この形になれば正しいエントリーができた
もしも下の画像の白線・白破線のような流れになっていれば、第5波狙いの正しいショートエントリーができた。
①白線のように上昇トレンドを作る。上昇トレンドができることで、4時間足チャートでも陽線2本ほどのローソク足が形成されるため、4時間足トレーダーにも「戻し」として認識される。
②その後、1時間足MAを下抜けして、1時間足MA(青太線)にサポートされながらダブルトップを作る流れになる。
③この形になったら、「1時間足MA反発包み足」や「ダブルトップ形成完了」のタイミングでエントリーできた。

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